生食用しらす干し自主回収 フグの稚魚混入恐れで ベイシア

 スーパー大手のベイシア(群馬県前橋市)は29日までに、群馬県を含む4都県計8店舗で販売した「生食用しらす干し」にフグの稚魚が混入した恐れがあるとして、自主回収することを発表した。

 同社によると26日、前橋岩神店で販売した同商品にフグと思われる異物の混入が確認された。該当の8店舗では15~26日にかけて、同商品を同じ取引先から仕入れ、販売していた。販売数量は計約4600パック(最大)。現在までに健康被害は確認されていない。

 同社は該当商品を購入した人に返金対応するとし、レシートと同商品をサービスカウンターに持参するよう呼びかけている。

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