○ ロッテ 3 － 0 日本ハム ●
＜2回戦・ZOZOマリンスタジアム＞
ロッテのソトが30日の日本ハム戦、試合前に今日の気分について「グッド。グッドだよ」と話していた中で、2点適時二塁打に犠飛の3打点の活躍で勝利に貢献した。
ソトは0－0の4回無死一、三塁の第2打席、「最低限の仕事をしよう、最低でも外野フライを打って1点取ろうという気持ちでした。ただ神様のおかげで2点タイムリーを打つ事が本当に嬉しく思います」と、先発・加藤貴之が2ボール2ストライクから投じた5球目のストレートを2点適時二塁打。
移籍後初安打、初打点が貴重な先制打になった。「昨日残念ながらヒットは出なかったので、今日どうにかチームの役に立ちたい、種市くんも良いピッチングをしてくれていたので、あの場面打点を挙げられて本当に嬉しく思っています」と振り返った。
ソトは2－0の6回無死二、三塁の第3打席は、「全く同じ事を考えていて、外野フライを打って打点を稼ごうと思っていました」とレフトへ追加点となる犠飛。
今季、DeNAからロッテに移籍してきたソト。ロッテの一員として初めて迎えた開幕に「昨日は素晴らしい気持ちだった。スタンドの雰囲気も良かったよ」と振り返り、ZOZOマリンスタジアム名物の風にも「昨日は風が強かったね。でも今日は晴れていい天気だからグレイトだよ。今日も頑張るよ」と意気込んでいた、日本球界7年目のプエルトリカン。
「自分個人の成績というよりも、どうにかチームの勝ちに貢献したい、その中で自分も良い結果が出れば良いですが、このチームで優勝したいです」。1974年以来の勝率1位でのリーグ優勝を目指すチームに頼もしい男が加わった。
（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）
