「防災ガイドブック」全戸に配布へ ハザードマップ見直し 行動計画など追加 福島県須賀川市

須賀川市が発行する防災ガイドブックと夢をかなえるノート

 福島県須賀川市は日頃の備えや避難時の心得などをまとめた「防災ガイドブック」を4月中に全戸へ配布する。橋本克也市長が27日、市役所で開いた定例会見で示した。

 2020(令和2)年に配布した洪水・土砂災害ハザードマップを見直し、県が追加指定した滑川流域浸水想定区域や土砂災害警戒区域を掲載した。避難フロー判断図、一人一人の防災行動計画「マイ・タイムライン」を加えた。A4判で70ページ。

 

■市内で働き暮らす魅力発信「夢をかなえるノート」発行

 市は市内で働き、暮らす魅力を発信する冊子『すかがわの人と仕事「夢をかなえるノート」』を発行する。

 市内の中学1、2年生21人がさまざまな業種の市民から意見を聴いた内容を反映させた。7千部を作り、5月以降市内の学校に配る。市のウェブサイトに電子版を掲載する予定。

 この他、市制施行70周年記念式典の概要や、市のオープンデータ専用サイトを4月1日にリニューアルすることなどを発表した。

(県南版)

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