「ベッツが絶好調だ!」豪快な先頭打者アーチに米脱帽! 通算49本は歴代5位、ドジャース移籍後29本は球団最多!

現地3月29日、大谷翔平が所属するロサンゼルス・ドジャースは、本拠地で行なわれたセントルイス・カーディナルスとの第2戦に6対3で勝利を収め、前日のホーム開幕戦から連勝をマークした。この日は大谷、フレディ・フリーマンと共に「MVPトリオ」を結成しているムーキー・ベッツが3試合連続の一発を放つなど、大きな存在感を発揮した。

初回の第1打席、先頭のベッツは相手先発ザック・トンプソンと対峙。カウント1-1から真ん中寄りのスライダーを強振。すると打球はグングンと飛距離を伸ばし、レフトスタンドへと着弾した。MLB公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者によると、ベッツの先頭打者弾はメジャー歴代5位の通算49本目。ドジャースでは、球団記録の29本目だという。
これを受け、ドジャースのニュースを専門的に扱う『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ベッツが絶好調だ。金曜の夜、彼は4試合目で今季3号ソロを放った。すぐにドジャースが1点リードし、オオタニ、フリーマンの打席へ。ムーキーは、今年のMVPを取りたがっているようだ」と報告している。

さらに、同サイトのダグ・マッケイン記者は、「ムーキーは大きな存在感を発揮し、ドジャース打線の方向性を示している」と書き始め、「12打席(第1打席終了時点)で3本塁打。私は今年のMVPはベッツ、ドジャースの年だと感じている」と反応。韓国での開幕シリーズを前に、セカンドからショートへコンバートした点に触れつつ、「打撃面でもエリートの数字を残すだろう」と報じていた。

ベッツ以外にもこの日は、シアトル・マリナーズから新加入の大砲テオスカー・ヘルナンデスが2打席連発、ミゲル・ロハスが1号ソロをマークするなど、計4本の本塁打が飛び出したドジャース。一方で「2番・DH」として先発出場した大谷は、4打数無安打と快音は響かず。開幕からの連続試合安打が「3」でストップし、打率.294、OPS.669となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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