「勝つ機会を無駄にしてしまった」レイカーズのデイビスが今季最少得点に終わったペイサーズ戦の完敗を反省<DUNKSHOOT>

現地時間3月18日(日本時間19日、日付は以下同)~27日にかけて今季最長の5連勝を記録していたロサンゼルス・レイカーズは、29日にディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、八村塁、アンソニー・デイビスという今季12勝5敗(勝率70.6%)の好成績を残す先発陣で敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスへ乗り込み、インディアナ・ペイサーズとの一戦に臨んだ。

プレーオフ進出に向けて負けられない戦いが続いていたが、試合は90-109で敗戦。デイビスがゲームハイの24得点に15リバウンド、レブロンが16得点、10リバウンド、8アシスト、オースティン・リーブスが16得点、13リバウンド、6アシスト、八村が14得点をマークするも、チーム全体でフィールドゴール成功率40.7%(35/86)、3ポイント成功率16.7%(5/30)とショットが不発で、今季最少得点に終わった。
「相手は俺たちを倒すべくいいプレーをしてくる。今夜の負け方は勝つ機会を無駄にしてしまったと思う。俺たちはシュートが入らなかった。それは自分たちでコントロールできることじゃない。けどディフェンス面でいいプレーができていなかったんだ。ターンオーバーもしてしまったし、トランジションで戻り切れなかった。だからこの負けは、自分たちにとって機会を無駄にしてしまったということさ」

そう話していたのはデイビス。レイカーズはNBAでも超人気チームだけに、彼らとの試合で活躍すれば大きな注目を浴びることは間違いなく、どの選手も目の色を変えて戦いを挑んでくる。加えてペイサーズは、昨年12月9日のNBAインシーズン・トーナメント決勝で敗れていた上、今月24日の試合でもレイカーズに今季最多の150得点を献上して敗れていただけに、この一戦にかける思いは人一倍強かったはずだ。

今季最長の6連勝、そして貯金を2桁10に乗せるチャンスを逸したレイカーズ。次戦のブルックリン・ネッツとの試合でのバウンスバックに期待したい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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