Instagramは、ユーザーと友人に共通する興味についての投稿を集めたリールを生成し、二人で共有できる新しい機能「Blend」をテストしています。
天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホールの磁場の様子を捉えた画像公開。電波ジェットの放出にも可能性
ソーシャル メディアの新機能をいくつも発見してきた実績のあるリバース エンジニア、Alessandro Paluzzi氏が最初にX(Twitter)で報告しました。
Meta はこの機能について、現在のところ社内のみで試験中のプロトタイプで、外部ではテストしていないとTechCrunchに回答しています。
Paluzzi氏がXに投稿したスクリーンショットなどからわかることは、ユーザーがBlend機能に友人を招待すると、Instagramがユーザーと友人の両方が興味を持つと思われるパーソナライズされたリールフィードを生成し、二人の間に共有します。
またBlendで作られた共有リールは、二人以外に対しては非公開であり、両者ともいつでもBlendから抜けられると記されています。
一般に公開されていないプロトタイプであるせいか、Blend機能の具体的な内容や、生成されたBlendが新しいおすすめ情報で継続的に更新されるのか、もしくは一定期間後に更新されるのかといった詳細は明かしていません。
現在、ショート動画共有プラットフォームとしてはTikTokが最も注目されています。InstagramのBlend機能の導入が、TikTokの地位を揺るがすとは考えにくいものですが、少なくともInstagramユーザーには新たな楽しみ方が追加され、プラットフォームの人気を底上げするのには役立ちそうです。
動画生成AI「Sora」のオープンソース版「Open-Sora 1.0」公開、AI同士を掛け合わせて高品質なAIを自律的に生み出す手法など重要論文5本を解説(生成AIウィークリー)
