都心で電気自動車レース フォーミュラE、国内初開催

フォーミュラE東京大会のオープニングセレモニーに臨む岸田首相(中央)と東京都の小池百合子知事(右)=30日午後、東京都江東区(代表撮影)

 電気自動車(EV)の世界シリーズ「フォーミュラE」で国内初となる東京大会が30日、東京都江東区の東京ビッグサイト周辺の特設サーキットで開催された。公道がコース半分近くを占める本格的な市街地レースが都心で初めて実現し、色とりどりのレーシングカーが臨海部を疾走した。

 東京ビッグサイトを囲むように設定された1周約2.6キロのコースで行われ、11チーム、22台のマシンが出場。決勝では日本の自動車メーカーで唯一参戦する日産自動車のオリバー・ローランド(英国)が最終周まで先頭争いを繰り広げ、会場を盛り上げた。

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