フィオレンティーナの19歳右SBカヨデにインテルも関心…30日の「vsラファエル・レオン」が試金石に?

イタリア代表を背負うポテンシャルの持ち主、19歳カヨデ[写真:Getty Images]

フィオレンティーナのU-21イタリア代表DFマイケル・カヨデ(19)にインテルも関心だ。

カヨデはナイジェリア出身の両親を持つ右サイドバック。ユベントスとフィオレンティーナの下部組織で育ち、2023-24シーズンからトップ昇格…定位置を掴み、公式戦28試合1得点4アシストだ。

プロ初得点を決めた2月のラツィオ戦をイタリア代表技術班がカヨデ目的で視察に訪れるなど、いまにわかに注目が高まり、メキメキ実力をつけている最中のカヨデ。アーセナルのスカウト陣がスタンバイしていることも知られる。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、去就が不透明なオランダ代表MFデンゼル・ダンフリース(27)の後釜候補としてインテルもカヨデにスポットライト。早急なアクションには慎重も、常に試合をチェックし、将来的な獲得を念頭に置いているようだ。

カヨデ側も先月、代理人が早急なステップアップに否定的な見解を示し、2028年6月まで契約を残すフィオレンティーナへ感謝も。そうは言っても将来のビッグクラブ移籍が頭の片隅にあるという。

今後を占う上で『カルチョメルカート』が「ポイントではないか」と論じたのが、30日に行われるセリエA第30節フィオレンティーナvsミラン。カヨデはミランの“核”、ラファエル・レオンと同じサイドで対峙することが濃厚で、インテルもこの対決を注視していることだ。

© 株式会社シーソーゲーム