DeNA・三浦監督「いいスタートが切れた」開幕2連勝、打っては度会が4安打2打点、投げては平良が9回途中1失点の好投!

○ DeNA 6 - 1 広島 ●
<2回戦・横浜スタジアム>

DeNAは30日の広島戦、打線は先発全員安打となる14安打6得点を奪えば、投げては先発・平良拳太郎が9回途中1失点に抑え、6-1で勝利した。

その中でも攻撃陣を引っ張ったのが、『1番』に座るドラフト1位ルーキー・度会隆輝だ。度会は初回、広島の先発・黒原拓未から右側頭部付近に当たる死球を受け(黒原は危険球退場)、一度はベンチ裏に下がるも、出場を続行し、直後に二塁へプロ初盗塁。

第2打席に左前打すると、4回無死一塁の第3打席で広島の 3番手・大道温貴の外角低目147キロ直球を捉えて右翼席中段へ2点本塁打。開幕戦でプロ初安打初本塁打を放っていた度会は、セ・リーグ新人史上初の開幕から2試合連続本塁打。

6回の第3打席で右線へ二塁打、8回の第4打席で中前打し、サイクル安打に王手をかけるプロ初の4安打をマークする大活躍。

度会はこの活躍に「とても嬉しいことですし、ホームラン打った後に教えてもらったんですけど、初めてということで嬉しく思っています」と喜びながらも、「明日からも試合が続くので、今日1日は喜んで明日からは切り替えて、100%に臨むようにいきたいと思います」と気を引き締めた。

投げては平良拳太郎が6回までノーヒットピッチング。9回二死一・二塁で小園海斗の中前適時打を許してプロ11年目での初完封こそ逃したが、8回2/3を105球でまとめ、広島打線を4安打に抑えて今季初白星を挙げた。

平良は「序盤捉えられたあたりも野手の方が上手く捕ってくれて、テンポよく投げられたかなと思います」と振り返った。

本拠地・横浜スタジアムでの開幕カードに連勝した三浦大輔監督は、「もちろんいい形で戦えていますし、いいスタートが切れた。しっかりやってきたことが公式戦で表現できているのかなと思います」とこの試合を総括した。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司アナ)

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