二外はどれを選ぶ? 新たな世界に踏み出す一歩を フランス語・スペイン語編

合格を勝ち取った新入生の多くが最初に行う手続きの一つに、初修外国語の選択がある。少なくとも1年間は必修で学ぶ科目のため、慎重に選択する必要がある。英語の成績が優秀な新入生には、英語・日本語を含む3カ国語を使いこなす人材を育成する「トライリンガル・プログラム(TLP)」の受講資格が与えられる。どの外国語を選ぶにしても、その外国語が使用されている新たな世界に触れることになるだろう。実際に履修した学生に、それぞれが持つ魅力や特徴を語ってもらった。(構成・五十嵐崇人)

フランス語

国連の公用語として用いられていることやフランスの文化、歴史に興味があったことを理由に選択しました。発音、代名詞による置き換え、名詞や形容詞が持つ性の概念など英語と違う部分で学習に苦労しました。ただ英語と似た単語も多いため、文法事項をきちんと学習すればあらゆることを表現できるようになります。ネイティブの先生と楽しく会話することもできるようになります。フランスのことに少しでも興味のある人はぜひ選択してみてください。(文Ⅲ・1年)

スペイン語

スペイン語は発音や文法が比較的易しいと言われており、1年でより深く学べると考え履修しました。動詞の活用が多く、暗記量が多いことや、主語、述語の順番が明確でないことに由来する読解の難しさには苦労しました。しかし、単語は英語と共通するものも多く、言語同士のつながりを感じられるという面白さもあります。また、性数一致が行われ、単語同士の語尾がそろうことも多いため、リズム感が良く、話すのも楽しい言語だと思います。(文Ⅲ・1年)

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