今夏のマーケットではストライカーの補強を狙っていると言われるアーセナル。数多くの選手の名前がメディアでは上がっており、誰が加入するのか注目されている。
今回は『GMS』から「アーセナルが今夏獲得する可能性がある新たなエースストライカー」をご紹介する。
アレクサンデル・イシャク
国籍:スウェーデン
クラブ:ニューカッスル・ユナイテッド
年齢:24歳
Transfermarktでの市場価値:7000万ユーロ(およそ114.91億円)
レアル・ソシエダで少しだけ久保建英とともに戦ったことでも知られるスウェーデンの長身FW。一時期は「ズラタン・イブラヒモヴィッチの後継者」として評価されたが、それから数年が経過してようやくその才能の片鱗を見せ始めている。
今季はイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドで20試合12ゴールと大ブレイク中。192cmの体格を持ちながらもボールも持てて創造性にも優れる。
ニューカッスル・ユナイテッドはプレミアリーグの損失額ルールを満たすために苦戦しており、6月30日までに誰かが売却される可能性は高い。
ヴィクトル・ギョケレス
国籍:スウェーデン
クラブ:スポルティングCP
年齢:25歳
Transfermarktでの市場価値:5500万ユーロ(およそ90.28億円)
守田英正とともにスポルティングCPでプレーしているスウェーデン代表ストライカー。今シーズンは全コンペティションで39試合36ゴールを決めており、顔を手で覆うセレブレーションも世界的に話題となった。
イシャクと比べればバランスの取れた能力を持っている選手であり、アシスト数も多い。アーセナルのようにペースを握れるチームの中では特に力を発揮できるはずだ。
ただ契約解除条項は8500万ポンドであると伝えられており、かなり高額なものとなっている。
イヴァン・トニー
国籍:イングランド
クラブ:ブレントフォード
年齢:28歳
Transfermarktでの市場価値:5000万ユーロ(およそ82.08億円)
ブレントフォードのトーマス・フランク監督からは「1億ポンドの価値がある男」と評価されたストライカー。年齢は28歳となっているが、その分イングランドでの豊富な経験を持つ。
今季はギャンブル規定への違反で長期の出場停止を言い渡されたが、復帰してから10試合で4ゴールとその能力にはまったく錆びついている様子がない。
チーム全体が調子を欠いているときには孤立するようにも見えるが、アーセナルではその心配はないだろう。ゴール前のオールラウンドストライカーだ。
ヴィクトル・オシメーン
国籍:ナイジェリア
クラブ:ナポリ
年齢:25歳
Transfermarktでの市場価値:1億1100万ユーロ(およそ180.57億円)
まだ25歳ということが信じられないほどにヨーロッパでの実績を持つナイジェリア人ストライカー。U-17ワールドカップで圧倒的な得点力を見せつけたあとしばらく苦労したが、ベルギーでブレイクして階段を駆け上がってきた。
今季も苦戦しながら全コンペティションで24試合に出場して13ゴール4アシストを記録。圧倒的な身体能力にゴールセンスと安定感を併せ持つ稀有な選手だ。
ナポリは彼を1億ポンド以上の額に設定していると言われるが、それだけの価値はある。チェルシーも彼を狙っているとされる。
オリー・ワトキンス
国籍:イングランド
クラブ:アストン・ヴィラ
年齢:28歳
Transfermarktでの市場価値:6500万ユーロ(およそ106.7億円)
今季のオリー・ワトキンスが記録している驚異的な得点率は、アーセナルからも注目を集めないはずがない。彼はエクセター・シティという小さなクラブからキャリアをスタートし、プレミアリーグまでのし上がってきた叩き上げだ。
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自身のことを「10番」と評価しており、前線であればどこでもこなし、ゴールだけでなくアシストも得意。守備も苦手ではなく、サイドでのプレーも優れている。
今シーズンは全コンペティションで41試合に出場して22ゴール10アシストを記録しており、そのオールラウンド性は素晴らしい。アーセナルは8500万ポンドほどの入札を準備しているとか。