【ドバイシーマクラシック】レベルスロマンスが鮮やかに抜け出す…リバティアイランドは3番手入線

現地3月30日、ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイワールドカップデー8R・ドバイシーマクラシック(G1・芝2410m・12頭立て・1着賞金348万ドル=約5億2000万円)は、W.ビュイック騎乗、レベルスロマンス(せん6・首・C.アップルビー)が、2着には日本馬のシャフリヤール(牡6・栗東・藤原英昭)、3着にも日本馬のリバティアイランド(牝4・栗東・中内田充正)が入った。

昨年7着に敗れたレベルスロマンスが鮮やかに抜け出して、日本勢を完封した。レースではかなりゆったりとした展開の中でシャフリヤールが3番手へ。4番手にジャスティンパレス、デットーリに乗り替わったスターズオンアースが5番手に、リバティアイランドは中団に構える形になった。オブライエンの刺客、ディープインパクト産駒のオーギュストロダンは後方で末脚を温存。完全な上がり勝負だったが隊列はフリーズしてしまい、直線に向いてからは早め先頭で押し切りを図ったレベルスロマンスがそのまま後続を振り切った。殊勲のW.ビュイック騎手は「先に行く馬を目標にして競馬をしました。世界中から良い馬が集まっているので、勝つのが難しいと思っていましたが勝つことが出来ました。幸運です」と喜びの声を伝えた。

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