岡谷英樹が因縁深まるKANONに敗退し衝撃告白…左ヒザ治療のため長期欠場を決断

DDTプロレスが3月30日、神奈川・横浜ラジアントホールで「April Fool 2024 TOUR in YOKOHAMA」を開催した。遺恨が深まっていた岡谷英樹とKANONが一騎打ちを行い、KANONが勝利。敗れた岡谷は左ヒザ前十字じん帯断裂の治療のため、4月7日の後楽園ホールを最後に欠場に入ることを決断した。

これまで意地と意地をぶつけ合ってきた両者。岡谷が奇襲を掛けて、エルボー合戦、場外戦に突入。KANONがグラウンド・コブラ、ドロップキック、スリーピーホロウと攻めていけば、岡谷はスライディング・ラリアット、ダブルアーム・スープレックスで応戦。激しいエルボーの打ち合いから、KANONはラリアット連発。さらに走り込んでのラリアットから、コブラツイスト2.0で絞め上げると、危険とみなしたレフェリーが試合を止めた。

バックステージに戻った岡谷は「今の俺じゃアイツを倒せないってことだ。今日の負けでやっと決断したよ。元々左ヒザが調子よくなくて、思うように動かなくて。試合も思う結果がついてこなかった。4・7後楽園に出場して、しばらくの間、このヒザを治療することに専念させてもらう。左ヒザ前十字じん帯断裂、今抱えてる大きな問題だ。こいつを完全に治して、もっと強くなって戻ってきてやるよ。オマエら楽しみに待っとけ」と衝撃発言。これまで岡谷は左ヒザのケガをひた隠しにして戦っていたのだ。

対するKANONは「完全決着だ。アイツ何て言ってた? ケガしてたのか? ケガしてて俺をここまで追い込んだんだ。戻ってきたら完全な状態の岡谷をボコボコにしてやる。せいぜいゆっくり治すんだな。KING OF DDT、結果は必ず手に入れてやる。優勝してやるよ」と早々と、シングル最強決定トーナメント制覇を宣言していた。

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