次世代型路面電車(LRT)の4月1日のダイヤ改正に向け、運行する宇都宮ライトレールは30日、全停留場の時刻表を一新した。作業員がLRTに乗り、各停留場で作業した。
昨夏の開業以来、LRTのダイヤ改正は2回目。通勤通学時間帯で増便し、朝のラッシュ時は下りで快速電車を運行させるなどして利便性を高める。
この日は午前8時半から、宇都宮市内の看板業の従業員4人が2人一組になって作業を担当。全19停留場の上下線を1カ所ずつ回り、手際よく新たな時刻表を貼り付けていった。
宇都宮ライトレール経営企画課の宮崎拓(みやざきたく)さん(33)は「導入する快速電車は今後の利用状況を見て、より利用しやすくなるよう検討していきたい」と話している。