マンホールふたにLRTデザイン 宇都宮・清原地区市民センター前に設置 

LRT開業記念ロゴをベースとしたライトラインデザインマンホール

 【宇都宮】市上下水道局は27日、次世代型路面電車(LRT)を描いた「ライトラインデザインマンホール」を製作し、清原地区市民センター前停留場トランジットセンター(TC)の西側1カ所に設置した。

 このマンホールのふたの製作は、LRT乗車のきっかけづくりや、市民のマイレール意識醸成が狙い。LRT開業記念ロゴをベースに、LRTの運行で街が豊かに色づいていくイメージを、緑や赤、水色などで彩り表現した。

 市はマンホールカードの作製に向け、カードを監修する「下水道広報プラットホーム」(GKP)に応募する予定。市LRT整備課によると、認定されれば早ければ8月にも、JR宇都宮駅西口の商業施設トナリエ宇都宮にあるオープンスクエアで、無料配布できる見通しという。

 この日は作業員2人が、直径約60センチ、重さ約30キロのふたの設置作業を行った。同TCで降車し、デザインマンホールに足を止めた立伏町の主婦(70)は「宇都宮の景色が描かれていてすてき。今日は友人6人で初めてLRTに乗車したので、いい記念になります」と写真に収めていた。

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