19歳のカズをドゥンガが回想!ブラジルのサントスでチームメイト「どうすれば上手くできるかを聞きに来て、何度も練習した」

元ブラジル代表MFのドゥンガ氏が、元日本代表MFの鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演。若き日の三浦知良を回想した。

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欧州のクラブやジュビロ磐田で活躍したドゥンガ氏は、1986年に母国のサントスでプレーしていた時、当時19歳のカズとチームメイトだった。

その頃のことについて鈴木氏に尋ねられると、ドゥンガ氏はカズがゼ・セルジオと同じポジションだったと振り返る。後に柏レイソルで監督を務めたブラジル代表歴もある猛者との厳しい争いのなかで、奮闘していたという。

「カズは彼を上回らないといけないわけだから、どうすればドリブルやシュートを上手くできるのかを聞きに来てくれて、何度も練習していたから覚えているよ。カズはとても良い選手で、プレーを注意深く見ていなければいけなかった。左右どちらでもドリブルできる選手だったから」

カズはこの時、定位置を確保できず同年にマツバラへ移籍。その後、キンゼ・デ・ジャウーなどを経て、90年にサントスに復帰して活躍したのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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