「多くの批判や謎の物体扱いを経て、ようやく答えが得られた」久々先発で奮戦した鎌田大地を地元メディアが高評価!一方でまさかの“最低点”も「ミスが多すぎる」

現地時間3月30日に開催されたセリエAの第30節で鎌田大地が所属するラツィオがユベントスとホームで対戦。後半アディショナルタイム3分にアダム・マルシッチがヘッドで劇的な決勝点を叩き込み、イゴール・トゥドール新監督の初陣を1-0の勝利を飾った。

辞任したマウリツィオ・サッリ前監督の下では、なかなか出番を与えられなかった鎌田は、1月7日のウディネーゼ戦以来11試合ぶりの先発出場を果たす。

4-4-2のダブルボランチの左に入った鎌田は、チームトップタイの97回のタッチ数を記録するなどボールによく絡み、運動量も豊富。前線に何度も顔を出して、自ら2本のシュートも放った。激しいチャージでボールを奪うなど、守備でも奮闘している。

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ラツィオの専門メディア『LAZIONEWS24.COM』は「7点」の高評価。「多くの批判と謎の物体扱いを経て、ようやくピッチでの答えが得られた。彼は意欲を持っており、それを継続的に示している」と称賛した。

一方、相変わらずの低評価だったのが『LAZIOPRESS』だ。まさかのチーム最低タイ評価の「5.5点」で、厳しい見方をしている。

「フランクフルトで既に務めていた役割ですぐにチームに投入された彼は、11人の中で監督の指示を実践するのが最も遅いようだ。決定的瞬間のミスが多すぎる」

評価は分かれたが、概してポジティブな印象だったのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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