徳島県食材の特別会席 - 奈良・JWマリオットホテル

徳島県産の食材を使った特別会席

 奈良市三条大路1丁目のJWマリオット・ホテル奈良(クラーク・クリストファー総支配人)は、徳島県産の食材を使った特別会席を期間限定で提供している。

 同ホテルはインバウンド需要の高まりを踏まえ、奈良から「食」を通じて日本各地の魅力を発信しようと「ジャパン・ジャーニーbyJW~クラフトマンシップへの探求」を展開。写真家、大杉隼平さんをナビゲーターに、第1弾は大杉さんの父、大杉漣さんの故郷、徳島県の食材を使った特別会席を考案し、3月5日から4月4日まで昼夜五つのコースを提供している。

 15日夜、試食会があり、奈良県の山下真知事や徳島県の後藤田正純知事らが出席。大杉さんや食材の生産者ら約30人も参加した。山下知事は「徳島のおいしい食材を味わいながら、両県の交流を深められれば」とあいさつ。後藤田知事は「徳島の食材がどういう作品になっているか楽しみだ」と述べた。大杉さんは「豊かな食材や自然のある徳島県に興味を持ってもらえれば」と話した。

 この後、出席者らは阿波牛や肉厚のシイタケなど徳島の食材の魅力を味わった。

© 株式会社奈良新聞社