犬がよく見せる『賢い行動』6つ!それぞれに込められた意味や読み取れる心理を解説

犬がよく見せる「賢い行動」

犬はもともと賢い印象が強い動物ですが、なかでも特に賢い行動を見せることがあります。

そこで今回は、思わず感心してしまうような、犬がよく見せる「賢い行動」について解説します。ご自宅の愛犬もしているかチェックしてみてくださいね。

1.家に帰ると玄関で待っている

犬がよく見せる賢い行動は、家に帰ると玄関で待っていることです。

ほとんどの犬の場合、敷地内に入ってくる足音、車のエンジン音、玄関の鍵を開ける音によって、飼い主や家族が帰ってきたことを知り、玄関で待つようです。

先に帰宅していた家族から「ずっと前から玄関に座って待ってたよ」という話を聞いた、ということもよくあります。『犬は数kmも離れた場所の足音や車のエンジン音も聞き取ることができる』とされているので納得ですよね。

犬が人間よりもはるかに優れた聴力の持ち主であることはもちろん、「その足音や車のエンジン音が飼い主や家族のものである」ということまで聞き分けることができることが賢いですよね。

2.迷うことなく自宅に帰ることができる

犬がよく見せる賢い行動は、迷うことなく自宅に帰ることができることです。

お散歩中、帰りのコースを愛犬に任せたことはありませんか。そのようなとき、自分の行きたい方向へ行き、自分の行きたい場所へ行き、最終的にはちゃんと自宅に帰ることができたのではないでしょうか。

犬にも帰巣本能があるとされていますが、ニオイを辿ることができたり、お散歩コースを覚えることができたりする賢さを持っているからなのではないかと思います。

3.飼い主の嘘に騙されないこと

犬がよく見せる賢い行動は、飼い主の嘘に騙されないことです。

犬が好きな場所へお出かけをする時、動物病院へ行く時、同じキャリーバッグを使っていても、どちらに行くかを察してしまうことがあります。

動物病院へ行く時も「お出かけするよ~」と、お出かけをする時のテンションで話しかけるのですが、「いや、絶対に違う。キャリーバッグに入ってはいけない!」と、逃げ回ることがあります。

どこで察しているのか不思議ですよね。「さっき動物病院の診察券を確認していたぞ」なんてことまで分かる賢さを持っているのかもしれません。

4.おやつがあれば言うことを聞くこと

犬がよく見せる賢い行動は、おやつがあれば言うことを聞くことです。

ずる賢いとも言うのかもしれませんが、犬のあるあるのひとつですよね。何かを教える時におやつを使っていたことも原因なのかもしれませんが、おやつがなければ言うことを聞かない犬は意外と多いものです。

必ずおやつをもらうことができる方法を知っている、という点ではやはり賢いですよね。

5.赤ちゃんの子守りができること

犬がよく見せる賢い行動は、赤ちゃんの子守りができることです。

SNSでもよく話題になりますが、泣き出した赤ちゃんをあやして泣き止ませたり、わざとおかしな行動をして赤ちゃんを笑わせたり、人よりも子守りが上手かも…と思わせる犬もいます。

母親がわざと赤ちゃんを叩こうとした時、体を張って赤ちゃんを守り、飼い主に威嚇する犬を見ることもあります。

守らなければならない存在であること、自分よりも弱い立場であることを理解した犬の賢い行動です。

6.人を慰めることができること

犬がよく見せる賢い行動は、人を慰めることができることです。

つらいことがあって落ち込んでいる時に限って、しつこく甘えてきたり、しつこくおもちゃを持ってきたりすることがあります。

飼い主の普段とは違う様子を見た時、落ち込んでいる感情を読み取り、自分が明るく振る舞うことで飼い主を元気づけたい!と考えている犬の行動なのではないでしょうか。

自分がどのように行動したら飼い主が喜んで笑ってくれるのかを理解している犬の賢い行動だと思います。

まとめ

犬がよく見せる賢い行動を6つ解説しました。

  • 家に帰ると玄関で待っている
  • 迷うことなく自宅に帰ることができる
  • 飼い主の嘘に騙されない
  • おやつがあれば言うことを聞く
  • 赤ちゃんの子守りができる
  • 人を慰めることができる

犬は、『人間の2歳~5歳程度の知能を持っている』とされています。犬の行動を「まるで人間のようだ」と表現することがありますよね。

犬の賢さは、飼い主からどのようなこと学んだのか、どのような経験を与えられたのかにもよって変わってくるのではないかと思います。

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