「自信をもって臨めている」 中島啓太は4打リードで最終日へ

中島啓太は4打リードの単独首位で最終日に入る (Luke Walker/Getty Images)

◇欧州ツアー◇ヒーローインディアンオープン 3日目(30日)◇DLF G&CC(インド)◇7416yd(パー72)

2打差の単独首位からスタートした中島啓太が6バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算18アンダーでその座を堅守。初日から首位に立ち続けてきたリードを4打に広げ、ルーキーシーズンでのDPワールドツアー(欧州ツアー)初優勝のチャンスを広げた。

「自分のプレーに自信をもって臨めている。今週はボールストライキングもスイングも、かなりいい」という言葉からも調子の良さが伝わってくる。3番(パー3)からの2連続バーディで序盤に弾みをつけると、6番では約10mのフックラインを流し込み追い上げを許さない。最終18番(パー5)もバーディで締めてしっかり最終日への流れを作り、2月「コマーシャルバンク カタールマスターズ」で勝利した星野陸也に続く日本勢5人目の欧州ツアー制覇に前進した。

「あと一日、ベストを尽くします。テンポを保ち、同じように進み続けたい」。今季6試合目、ツアー通算11試合目での初タイトルに向け、最後の18ホールに臨む。

通算14アンダーの2位にツアー未勝利のガビン・グリーン(マレーシア)と、4年ぶり2度目のタイトルを狙うロマン・ランガスク(フランス)。通算13アンダーの4位にマッテオ・マナッセロ(イタリア)とコ・ジョンウォン(フランス)が続く。

40位から出た川村昌弘は1イーグル1バーディ、3ボギー1トリプルボギーの「75」とスコアを落とし、通算イーブンパーの60位に後退した。

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