ロフタス=チーク&レオン弾のミランがフィオレンティーナを退けて公式戦6連勝【セリエA】

[写真:Getty Images]

ミランは30日、セリエA第30節でフィオレンティーナとのアウェイ戦に臨み、2-1で逃げ切った。

2位ミラン(勝ち点62)は代表ウィーク前の前節ヴェローナ戦を3-1で勝利。公式戦5連勝とした中、出場停止のテオ・エルナンデスが欠場となり、左サイドバックにはフロレンツィが入った。

GMバローネ氏が急逝して前節アタランタ戦が延期となった8位フィオレンティーナ(勝ち点43)に対し、ミランがボールを持つ入りとなった中、8分に好機。チュクウェゼの突破からジルーがダイレクトで合わせたシュートがGKを強襲した。

その後もミランが押し込むと、17分にはレオンの左クロスからチュクウェゼのヘディングシュートがGKを強襲。

しかし27分、イコネのスルーパスを受けたベロッティに好機を許すと、直後のCKからイコネに際どいカットインシュートを打たれた。

ひやりとしたミランだったが、ハーフタイムにかけても押し込むと、レオンやジルーに好機があった中、ゴールレスで前半を終えた。

すると迎えた後半、開始2分に均衡を破る。チュクウェゼのスルーパスでレオンがボックス右に侵入。ダイクレトヒールパスを受けたロフタス=チークがシュートを蹴り込んだ。

しかし3分後に追いつかれる。ベルトランのポストプレーからダンカンにミドルシュートを決められた。

それでもミランも3分後にやり返す。ラインデルスのスルーパスを受けたレオンがGKもかわして無人のゴールに流し込んだ。

その後、レオンとラインデルスを下げたミランは64分にピンチ。しかしベロッティの枠内シュートをGKメニャンが好守で凌ぐ。さらに73分のマンドラゴラのシュートもGKメニャンがセーブしたミランは、76分に3点目の好機。プリシックがディフェンスライン裏に抜け出してGKとの一対一を制すもオフサイドに阻まれた。

それでも2-1で逃げ切り。公式戦6連勝としている。

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