【ライフハック】レタスは「軽いもの」を選んで!“白い液”は新鮮な証【Xフォロワー76万人・野菜のプロが助言】

(※写真はイメージです/PIXTA)

10年以上の野菜販売歴を活かし、野菜・果物のインフルエンサーとして活躍している青髪のテツ氏。本連載では、同氏の著書『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』(KADOKAWA)より一部を抜粋し、旬野菜を中心に、失敗しない選び方を紹介します。今回は「おいしいレタス」の特徴を見ていきましょう。

<前回記事> 【今が旬】春キャベツは「やわらかくて軽いもの」がおいしい!1/2玉を買うときは「芯の長さ」も要チェック【Xフォロワー76万人・野菜のプロが助言】

◎本稿に掲載されている野菜などの名称、特徴、旬、生産地はお住まいの地域や品種によっては一致しない場合があります。

◎本稿ではスーパーで販売されている一般的な品種について説明しています。

レタスは軽いほうがフワッとしておいしい!(図表1・2)

持ってみて軽いレタスを選びましょう。巻きがゆるいものはやわらかい食感でおいしいですよ。芯の切り口は十円玉大のものが風味が良いとされています。

レタスは白い液がたくさん出ているものが新鮮でおいしいといわれます。ただ、このポリフェノールの液は時間が経過すると酸化して赤く変色するので、切り口がピンク色のものは、収穫されてから時間がたっていると判断しましょう。

産地によって条件が異なるため、旬の時期が違います。長野県は5〜10月、茨城県は9〜12月など、旬の産地で採れたものを選ぶと、鮮度の高いものをおいしく食べられます。

[図表1]レタスは軽いほうがフワッとした食感でおいしい ©わたなべみきこ
出所:青髪のテツ著『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』(KADOKAWA)

[図表2]芯の切り口の色で鮮度がわかる ©わたなべみきこ
出所:青髪のテツ著『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』(KADOKAWA)

【店員のヒトコト】

芯を取り除くか、芯につまようじを刺せば長持ちするよ!

一見ハイカラなようで、実は奈良時代からある野菜

原産地は西アジアから地中海地方といわれています。日本に伝わったのは奈良時代と古く、一般的な丸い形の玉レタスが入ってきたのは明治時代、広く食べられるようになったのは近年です。玉レタスは95%以上が水分ですが、ビタミンK、カリウム、カルシウムなどの栄養分を含んでいます。

[図表3]国内のレタス生産地TOP3 ©わたなべみきこ
出所:青髪のテツ著『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』(KADOKAWA)

青髪のテツ
野菜のプロ、インフルエンサー
スーパーマーケット青果部に10年以上勤務し、エリアマネージャーとして野菜や果物の仕入れ、販売を行っている。X(旧Twitter)では、野菜の正しい保存方法やおいしい野菜の選び方のほか、いち早く野菜・果物の高騰情報を発信するなど、野菜のプロならではの鮮度のよい情報を惜しみなく公開。野菜・果物のインフルエンサーとして活躍している。
著書に『野菜売り場の歩き方』(サンマーク出版)、『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』(KADOKAWA)がある。

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