危険スライディングに報復投球で連日の一触即発ムード 渦中の選手は猛打賞4打点の大活躍

● メッツ 6-7 ブリュワーズ ○
<現地時間30日 シティ・フィールド>

メッツとブリュワーズの開幕カードは、あるプレーをきっかけに連日の一触即発ムード。現地時間30日の2戦目では退場者を出す事態となった。

前日の開幕戦の8回表、内野ゴロの際にブリュワーズの一塁走者リース・ホスキンスが、二塁に入った二塁手ジェフ・マクニールに対して併殺回避の危険なスライディング。これにマクニールが激昂すると、両軍ベンチから飛び出し乱闘寸前に。

そして2戦目、ホスキンスはメッツファンによる大ブーイングを浴びながら迎えた第1打席で2点適時打を放ち、第2打席では1号ソロ。第3打席でも安打を記録すると、第4打席、メッツ3番手ラミレスの初球がホスキンスの背後を通過。メッツファンから歓声が沸き起こる中、ラミレスは危険球で退場、ホスキンスは四球でこの試合4度目の出塁を果たし、最終的に4打数3安打、4打点。ブリュワーズ移籍後初本塁打をマークした。

試合は、ブリュワーズが両チーム合計28安打の乱打戦を制して勝利。一方メッツは開幕連敗スタートとなった。同31日に3戦目が行われる。

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