【大阪杯】レース相性抜群の血統、プラダリア 「母父が中距離で活躍した米血」の馬は4年連続で2着以内独占

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母の父に注目

2024年3月31日に阪神競馬場で行われる第68回大阪杯。GⅠ昇格前からサンデーサイレンス系、特にディープインパクト系の強さが目につくレースだった。ただ、昨年は初めて1、2着ともに非サンデー系の馬でワンツーを決めた。

ディープインパクト産駒の直仔が少なくなっていることもあり、今後は非サンデー系が台頭してくることも十分考えられる。また、母の父に目を向けると中距離で活躍した北米血統が大活躍。該当馬が4年連続で1、2着を独占している。

ここではプラダリアを取り上げる。父がディープインパクト、母の父がクロフネ。大阪杯で活躍が目立つ2つの系統を持っている。母の父クロフネは、21年1着、22年2着のレイパパレや、17年の2着馬ステファノス(ともに父ディープインパクト)、20年の2着馬クロノジェネシスを出しており、まさに大阪杯仕様の配合といえる。数が減ってきたディープインパクト産駒として、GⅠ初制覇を目指す。



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