柔道の技、こつ伝授 ALSOK、県内の小中高生らに・山形

小中高生らがALSOK山形柔道部員と稽古をした柔道教室=山形市総合スポーツセンター

 警備大手のALSOK山形(山形市、本川哲久社長)の柔道教室が30日、山形市総合スポーツセンターで開かれ、県内全域の小中高生ら約120人が、同社の柔道部員と汗を流し、技を磨いた。

 午前の立ち技の乱取り稽古では、体の大きな部員たちに参加者は果敢に挑み、積極的に技を繰り出していた。部員たちは丁寧に技術を指導し、創学館高2年清野結彩さん(17)は「組み方や投げ技のこつを分かりやすく教えてもらった。反復して自分のものにしたい」と話した。

 午後はトレーニング方法や自動体外式除細動器(AED)の使用法などを学ぶ講習会も開催。同社柔道部は県内で民間唯一の実業団チームで、全国大会でも活躍した男女17人が所属している。地域貢献活動と競技力向上のため、初めて開催した。

小中高生らがALSOK山形柔道部員と稽古をした柔道教室=山形市総合スポーツセンター

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