「風とロック」さいたまが開幕 熱いライブに1万7000人盛り上がり 乃木坂46やサンボマスターら

アーティストの熱いパフォーマンスに盛り上がる観客

 「風とロック さいしょでさいごのスーパーアリーナ〝FURUSATO〟(ふるさと)」は30日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開幕した。昼・夜2回の公演に合わせて約1万7千人が集まり、「風とロック」最大規模のライブとなった。31日まで。

 会場は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故発生直後、福島県の双葉町民の避難所になった。これまで被災地支援に熱心に取り組んできた5組が舞台に上がった。昼はアイドルグループ「乃木坂46」と、会津若松市出身の山口隆さんがボーカル・ギターを務めるバンド「サンボマスター」が登場。アンコールで共演し、サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」を披露した。

 夜はバンド「MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション)」、「BRAHMAN(ブラフマン)」、「ACIDMAN(アシッドマン)」の3組が聴衆を熱狂させた。

 実行委員会の主催、福島民報社などの特別協力。31日は昼が午前11時からでシンガー・ソングライターさだまさしさん、落語家立川談春さんらが出演。夜は午後4時30分からでバンド「GLAY」、「怒髪天」がステージに立つ。

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