笹生優花は1打差4位で混戦の最終日へ 畑岡奈紗と古江彩佳16位

首位に1打差で最終日に入る笹生優花(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇フォード選手権 presented by KCC 3日目(30日)◇セヴィールG&CC (アリゾナ州)◇6734yd(パー72)

強風の影響により上位が大きく入れ替わる展開で、3打差6位スタートの笹生優花は8バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「69」でプレー。通算14アンダーの4位は首位と1打差に詰め寄り、2021年「全米女子オープン」以来のタイトルをかけて最終日に入る。

「初日2日目と違うコンディションで風が難しかったけど、その中でいいプレーができたので良かった」と振り返った笹生。前半に2つ伸ばして後半に入ると、11番からの2連続バーディで一時は首位に並んだ。15番で4パットのダブルボギーをたたき失速したが、直後の16番、4mを沈めた最終18番でバーディを重ねて再浮上。「この3日間通り、やることにしっかり集中して、楽しんでゴルフができれば」と最終日を見据えた。

通算15アンダーの首位にカルロタ・シガンダ(スペイン)、キム・ヒョージュ(韓国)、サラ・シュメルツェルの3人。笹生と並ぶ4位にマジャ・スターク(スウェーデン)。通算13アンダーの6位にキム・セヨン(韓国)、リディア・コー(ニュージーランド)、ネリー・コルダ、レキシー・トンプソンら10人が並ぶ混戦となっている。

畑岡奈紗と古江彩佳は通算12アンダーの16位で最終日へ。畑岡は10位から5バーディ、3ボギーの「70」、古江は45位から6バーディ、1ボギーの「67」と伸ばした。

勝みなみはと西村優菜はともに「71」でプレーし、通算9アンダーの35位。ルーキーシーズン初の決勝ラウンドに進んだ吉田優利は「75」とスコアを落とし、通算3アンダーの75位に後退した。

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