「かっこいいシーサーを作りたい」個性的に思い思い 子ども陶芸教室 沖縄・浦添市で沖展イベント

土をこねて、ちぎってシーサー作りを楽しむ子どもたち=30日、浦添市のANAアリーナ浦添

[沖展2024 75th OKITEN EXHIBITION]

 第75回沖展の関連イベントの陶芸教室が30日、浦添市のANAアリーナ浦添で開かれ、子どもたちが面シーサー作りを楽しんだ。陶芸用の土をこねてちぎり、思い思いに個性的なシーサーを完成させた。

 宜野湾市立大謝名小2年の宮里翔和(とわ)さん(7)は「かっこいいシーサーを作りたい」と話し、シーサーの口を大きくして迫力を出した。浦添市立宮城小5年の櫻井こころさん(10)はシーサーの眉をつり上げるなど工夫し、「少し怒っている顔にしてみた」と話した。

 沖展のワークショップ「書のどうぶつえんとすいぞくかん」も同日開かれ、参加した約120人が好きな色の墨を使って字や動物の絵を描いた。(社会部・城間陽介)

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