中国製EVに移行するミャンマーのドライバー―米メディア

米ボイス・オブ・アメリカはこのほど、「ミャンマーのドライバーが中国製電気自動車(EV)に移行」とする記事を掲載した。写真はヤンゴン。

米ボイス・オブ・アメリカはこのほど、「ミャンマーのドライバーが中国製電気自動車(EV)に移行」とする記事を掲載した。

中国メディアの参考消息が要約して伝えたところによると、記事は、こうした動きについて「中国との関係強化を浮き彫りにしている。EVや構成部品の大多数が中国で製造されている」と伝えた。

記事によると、ミャンマーでは昨年、期間を1年間とするEVパイロットプロジェクトが実施され、EVの台数が7倍強になった。ヤンゴンやマンダレー、ネピドーなどの主要都市には、比亜迪(BYD)などの中国ブランドに特化した新しいEVショールームが点在している。

記事は「走行距離4000キロ余りで、内燃機関車と比べて約60万チャット(約4万3000円)節約できた。使い始めるとその利点が明らかになった。ミャンマーはEVの普及を支援するため大幅なインフラ改善が必要だ」とするヤンゴンのEV所有者の話を紹介した。

記事はまた、充電ステーションについて「ミャンマーの2大都市ヤンゴンとマンダレーを結ぶ主要高速道路沿いにはあるが、それ以外の場所では見つけるのが難しい。ホテルやレストランなど一部の民間企業は顧客向けに提供し始めている」とするアナリストの話も紹介した。(翻訳・編集/柳川)

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