那須塩原に“美しい水庭を望む高級ヴィラ”誕生! 「また行きたい」と感じる美食&おもてなしに感動

“那須 無垢の音 AUBERGE”の様子 クランクイン!

美しい水庭と本格フレンチを楽しめる宿泊施設“那須 無垢の音(むくのね)”が、4月1日(月)から、栃木・那須郡那須町にオープンする。本施設は、3万5000平方メートルを超える広大な自然の中に、わずか15棟のヴィラと、季節の食材や地元の味覚を取り入れた本格フレンチを味わえるレストランを備えており、都心の喧騒から離れた優雅な滞在時間を堪能することができる。今回クランクイン!トレンドは、オープンに先駆けて開催された内覧会に参加し、本施設の魅力をチェックしてきた。

■3つのエリアで構成

今回誕生した“那須 無垢の音”は、大きく分けて「スイートヴィラ」、「レストラン」、そしてほかでは見ることのできない建築家・石上純也氏が手がけた「水庭」の3つのエリアで構成された宿泊施設。

まずは、滞在時のメインエリアとなる「スイートヴィラ」へ。ゆるい坂道を上ると、目の前に美しい自然が広がるヴィラが並んでいるのが見える。入り口には小さなベンチもあり、ちょっとした休憩ができるほか、荷物を置いたり靴を脱いだりするのに便利だ。

無垢材で作られた室内は、一歩入るとふわりと木材の暖かみのあるある香りが。すでに心がほっと癒やされるの感じつつも中を進むと、ふかふかの寝心地のベッド2つ、そしてベッドの前に横長のデスクが設置されていた。デスクの一部は、ワークスペースになっており、マット、ライト、コンセントが付いていて、目の前に広がる大自然を眺めながら作業することが可能だ。

また、感動したのがワークスペースの右手にある収納ボックスの仕掛け。扉を開けると小さなミラーが付いており、メイクや身だしなみを整えるのにちょうどよい。このちょっとした心配りにときめきを隠せない。

そして、ベッドスペースの横にある小さな階段を下ると、開放的な窓が印象的なリビングエリアが登場。ソファーでゆったり過ごしたり、備え付けのミニバーのドリンクを満喫したり、窓の外から聞こえる自然の音に耳を傾けてみたり…極上のひとときを過ごすことができる。

それから見逃せないのが天然水を沸かしたお湯を使用した風呂。浴室内は足を延ばしても広々とした空間で、窓を開ければ、大自然に包まれるような特別感あふれる入浴タイムを堪能することが可能だ。

■美食の数々に感動

そして、本施設の魅力の一つがレストランでの美食の数々。ディナータイムでは、本格フレンチのコースが、モーニングタイムには洋食セットが提供される。

個人的に本施設の滞在中、特に感動したのがディナータイム。皮目を軽くローストしたことで香りと食感の変化を楽しめる「フェンネルと縞鯵のマリネ」や、くちどけの柔らかい和牛と濃い目のソースのマリアージュを堪能できる「とちぎ和牛フィレのロースト 黒トリュフとソースヴァンルージュ」、パリパリに焼いた皮の香ばしさと和のスープがマッチする「白甘鯛の松笠焼き 山菜と芹 菊のスープ」など、いずれも盛り付けの美しさはもちろんのこと、食べた瞬間に幸福感で胸がいっぱいになるメニューとなっている。

個人的にこのディナーのために「また行きたい」と感じるほど、満足感のある内容だった。メニューの内容は季節や仕入れ食材によってグラデーションするように変化するそうで、行くたびに少しずつ変化するのも楽しみの一つといえるだろう。

■絵画のような光景が広がる水庭

それから、最後の見どころが美しい水庭だ。こちらは建築家・石上純也氏が手掛けており、約300本の樹林を采配しなおし、元々暗い環境であった森から、地面に太陽が当たる明るい環境へ変えていくことからはじめ、池の水は小川から水をひき、昔の水田を表現している。

春の始まりである現在は、少し寒さを感じられる幻想的な光景が広がっていたが、夏には緑が青々とし、秋には色づいた葉が池の中にたまり、冬には雪の白と影の黒のモノトーンの光景が楽しめるという。まるで絵画のような水庭は何時間でも見ていられる美しさで、滞在の思い出をさらに色濃いものに変えてくれるだろう。

美食や水庭に心癒される“那須 無垢の音”。12歳以上から宿泊可能、2名で1泊10万円前後を想定しているそうで、日々の疲れを癒やすご褒美旅行やワーケションにぴったりだ。また、秋にはブレックファースト&ベッドを意味する宿泊エリア「B&B」もオープン予定。こちらは手頃な価格ながらも上質な滞在を満喫できる施設になるとのこと。合わせて注目したい。

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