「ナイス」「集中」 群馬県庁で初 上毛かるた大会 16チーム48人が熱戦

 群馬県庁で初となる「上毛かるた大会」が30日、県庁32階で開かれ、16チーム48人が熱戦を繰り広げた=写真。一瞬を争う際どい札の攻防で白熱し、会場には「ナイス」「集中」といった声が響いた。

 小学生以下1人を含む3人一組の団体戦で、トーナメント形式で実施。邑楽町の「天王元宿」の小島優さん(21)、小島涼さん(24)、上新怜和さん(12)が優勝し、温泉宿泊券1万円分を手にした。3人は「やるからには1位を目指そうと思った。優勝できてうれしい」と笑顔だった。

 大会は、上毛かるたを通じて地域を盛り上げようと、放送作家の岐部昌幸さん(46)が企画し、県が主催。一般社団法人「KING OF JMK」(渡辺俊代表理事)が協力した。

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