ジャイアンツの新戦力が躍動 ヒックス好投、李政厚は初アーチ放つ

【ジャイアンツ9-6パドレス】@ペトコ・パーク

開幕からの2試合を終えて1勝1敗のジャイアンツは日本時間3月31日、今オフに獲得した投打の新戦力が活躍し、敵地でのパドレス戦に9対6で勝利。2連勝となり、開幕3試合を終了して2勝1敗と白星を先行させた。ジャイアンツ先発のジョーダン・ヒックスは5回80球を投げて被安打3、奪三振6、与四球1、失点0という安定したピッチングで今季初勝利(0敗)をマーク。パドレス先発のディラン・シースは5回途中2安打3失点(自責点2)で敗戦投手となり、松井裕樹には登板機会がなかった。

ジャイアンツが4年4400万ドルを投じて先発投手として獲得し、他球団を驚かせることになったヒックス。オープン戦では5先発で防御率2.65、被打率.167と結果を残したが、シーズンが始まってもその安定感に変わりはなかった。2回裏に2つの四死球でピンチを招いたが、3回まで無安打ピッチング。4回裏は3本のヒットで一死満塁となったものの、後続をしっかり抑えた。結局、5回3安打無失点の好投で勝利投手に。メジャー通算12勝目だが、先発投手としての白星はこれが初めてである。

打線では3対1と2点リードで迎えた8回表に、6年1億1300万ドルの大型契約で加入した李政厚(イ・ジョンフ)に記念すべきメジャー初本塁打が飛び出した。カウント1-1からの3球目、内角へのスイーパーを振り抜くと、打球は右中間スタンドへ。左腕トム・コスグローブから放った豪快な一発となった。この一発で活気づいたジャイアンツ打線はこの回、一挙6点を追加。最終回に5点を返されたが、9対6で勝利した。

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