「まるで親善試合のよう」 主将キミッヒが敗戦の自軍に厳しい言葉を飛ばす

バイエルンの主将キミッヒ。[写真:Getty Images]

バイエルンのブンデスリーガ12連覇がさらに遠のいた。

首位のレバークーゼンを10ポイント差で追う2位のバイエルンは30日の第27節で4位のドルトムントとホームで対戦。再開初戦でいきなりのデア・クラシカーに足首のケガで代表活動も早々に切り上げたハリー・ケインも先発したが、0-2で敗れた。

バイエルンにとって、公式戦6試合ぶりの黒星だが、今節を制したレバークーゼンとの勝ち点差が「13」に広がり、手痛い1敗に。フル出場した主将のドイツ代表MFジョシュア・キミッヒはドイツ『スカイ』によると、試合中の姿勢から疑問を感じたようだ。

「こういう試合でどうしてあんなパフォーマンスができるのだろう。腹立たしいし、説明がつかない。ドルトムント戦なら、誰かにモチベーションを高めてもらう必要もない」

「前日から燃えてはいたんだろうけど、今日はそれをまったく示せていなかった」

「前後半にわたって何でもない親善試合のようだった。順位に関係なく、こんなのは決してあってはならない。ドルトムントとのホーム戦であればなおさらあってはいけないよ」

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