山本由伸、本拠地デビュー戦で4回0封の快投も…試合は4回裏終了後に降雨中断

◆ 本来の制球力見せ初回3者連続Kの好スタート!

ドジャースの山本由伸投手(25)が30日(日本時間31日)、本拠地デビューとなったカージナルス戦に先発登板。4回まで1安打無失点の快投を見せていたが、試合は降雨により4回裏終了後に中断した。

初回は先頭のドノバンを3球三振に仕留めたあと、続くゴールドシュミット、ゴーマンも連続三振斬り。圧巻の3者連続三振スタートで本拠地ファンを沸かせた。

2回は一死から左前にポトリと落ちる初安打を許したが、二死二塁で最後は7番・バールソンを鋭く沈むスプリットで空振り三振。3回は打たせて取る投球で3者凡退に抑え、雨脚が強まった4回もテンポ良く3者凡退でゼロを刻んだ。

本拠地デビュー戦で4回まで1安打無失点、4奪三振無四球の快投を見せていたが、試合は4回裏が終了したところで雨天により中断。「2番・指名打者」で先発出場している大谷は、ここまで2打数1安打1三振で初回の第1打席に痛烈な右前打を放った。

山本は韓国で行われた21日のパドレス戦で移籍後初登板を果たすも、1回5失点でノックアウトされメジャー初黒星。前回登板は制球を乱すなど本来の姿には程遠かったが、この日は立ち上がりからカーブやスプリットを巧みに操り、4回まで51球と抜群の安定感を披露。最速は96.3マイル(約155キロ)と直球の威力も申し分なかった。

© 株式会社シーソーゲーム