プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区4位の青森ワッツは第29節第1日の30日、青森市のマエダアリーナで、西地区3位の熊本ヴォルターズと対戦。90-73で勝利し、第26節から続いた連敗を5で止めた。今季通算成績は27勝26敗で東地区の順位は変わらない。
ワッツはPFモンゴメリーがコンディション不良で欠場。一方の熊本も複数のけが人発生でベンチ入り選手がわずか7人の状況で試合が始まった。ワッツは、相手のゾーンディフェンスに対し、SF・PFハミルトンやPG・SG寺嶋(弘前市出身)らが3点シュートを効果的に決めて加点。SG・SF内田やSFホールらの堅守も光り、優位に試合を進めた。
64-48で迎えた最終第4クオーター、マンツーマンディフェンスに切り替えた相手に対応できず、逆に6点差まで追い上げられたが、その後は攻守でリズムを取り戻し、ハミルトンやPFアウダらがペイントエリアから加点。SF劉のシュートで90点台に乗せ、とどめを刺した。