2度のリード&数的有利で白星を逃したチェルシー…パルマー「同じように毎週自滅している」

チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パルマーが、チームの不安定な戦いぶりに苦言を呈した。30日、イギリスメディア『TEAMTALK』が同選手のコメントを伝えている。

プレミアリーグ第30節が30日に行われ、チェルシーとバーンリーが対戦した。試合は、40分にボックス内でミハイロ・ムドリクが倒されPKを獲得。パルマーが落ち着いて決めて先制したことに加え、PKを献上したロレンツ・アシニョンが2枚目のイエローカードにより退場となったことで大きなアドバンテージを得たチェルシーだったが、後半立ち上がりの47分に同点とされると、再びパルマーのゴールで勝ち越した直後の81分にも失点を喫し、そのまま2-2でゲームは終了した。

長い時間を数的有利で戦い、さらにはバーンリーを率いるヴァンサン・コンパニ監督が退席となったなかで勝利を逃したチェルシー。この試合で2ゴールをマークし、2度にわたりチームにリードをもたらしたパルマーは、降格圏内の19位に沈むバーンリーから勝ち切ることができなかったチェルシーの戦いぶりに、強い不満を口にしている。

試合後のインタビューに応じたパルマーは、「本当にお粗末だ。ありえない。特に彼らが10人になったときはね」とバーンリー戦を回想。「僕たちはリラックスしすぎた」とチームに慢心があったことを認め、「同じように毎週自滅している」と厳しい言葉で反省を述べた。また、「選手として僕たちも改善しなければならない」と修正の必要性を強調。続けて、「一貫性が必要だ」とチームの課題を分析している。

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