現実の見え方にグッと近づく? 高解像度の産業用ヘッドセット「XR-4」

フィンランドのVRハードウェア企業Varjoが発表した「XR-4」シリーズ。「人の眼レベルの解像度を実現する」というスローガンのもと開発された、高解像度のハイエンドヘッドセットだ。


  • Varjo

片目4K・51PPDの高解像度ディスプレイ

「XR-4」のディスプレイは、片目あたり4K解像度で、人の目に近い見え方の指標となるPPD(Pixel Per Degree)の値は51PPDとなっている。現行のMeta Quest 3は25PPDで、一般に視力1.0の人は60PPD前後と言われる。

視野角120° × 105°、輝度200nit。20MPカメラによるビデオパススルー機能も搭載する。

インサイドアウト方式のトラッキングセンサー内蔵で、ベースステーションのセッティングが不要。手持ちのコントローラーもセットに同梱し、開封後すぐ使える状態だという。

産業用パッケージとして開発され、航空・製造・医療など様々な業界での活用を見込んでいる。

「XR-4」シリーズは、日本では株式会社エルザジャパンが正規代理店として取扱中。問い合わせフォームから見積りを依頼できる。

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仮想世界との境目がますますなくなっていく?


  • NAZUSA
  • 税込む8,388円

XR-4

Varjo

CREDITVideographer :フィリピン下鳥Curator :にしまり

フィリピン下鳥

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