『家事ヤロウ』で話題の “ポリ袋”で作る「ふわとろオムライス」が超簡単! 中身が半熟になるポイントとは

『家事ヤロウ』で話題! ポリ袋で作る「ふわとろオムライス」を作ってみた クランクイン! 写真=吉井ゆこ

ふわとろの卵がたっぷりと被さったオムライスは魅力的ですよね。でも、自分で作るとなるとハードルが高いもの。そんな「ふわとろオムライス」が簡単に作れる方法があると聞きつけ、挑戦してみました! 今回は、ポリ袋で作るあっと驚くレシピを紹介します。(取材・文・写真=吉井ゆこ)

■身近な食材&道具を使用

今回紹介する「ふわとろオムライス」は、テレビ朝日系で放映されている『家事ヤロウ!!!』で披露された、卵の調理法が特徴的なレシピ。お店のようなオムライスを目指して、さっそく作っていきましょう。

用意する材料は、「チキンライス」(2人前)がご飯250g、玉ねぎ2分の1個、鶏むね肉80g、バター10g、ケチャップ大さじ3、塩こしょう少々。そして「ふわとろ卵」(1人前)が、卵3個、マヨネーズ大さじ2、水溶き片栗粉(水大さじ1と片栗粉小さじ2分の1を溶いたもの)です。

まず、バターをひいたフライパンで切った鶏むね肉と玉ねぎを炒めたら、ご飯を加え、ケチャップと塩コショウで味つけして「チキンライス」を用意します。

■湯せんするだけだから失敗しにくい

そしてここからが本番! 「ふわとろ卵」を作っていきます。

ボウルに卵、マヨネーズ、水溶き片栗粉を入れて、しっかり混ぜ合わせます。1人前に使用する卵は3個と、たっぷりの分量に期待値が上がりますね。

次に、よく混ぜた卵液をポリ袋へ。ポリ袋は必ず“湯せんが可能なタイプ”のものを使ってください。卵液を入れたポリ袋は空気が入らないよう袋の口を縛り、沸騰したお湯に入れて中火で5分湯せんします。

5分経ったら一度取り出し、ポリ袋の上から卵液をよく揉みます。こうすることで中身がとろふわのスクランブルエッグ状になるのだそう。湯せんで袋が熱くなっているので、ふきんなどで包んでから揉むようにしましょう。

十分に揉んだら火を止めたお湯に再び卵液を袋のまま戻し、卵の周りが固まるまで4〜5分放置します。果たしてこんなに簡単にふわとろ卵ができるのか、この時点ではまだ疑う気持ちも…。

■予想以上のふわとろ食感

卵の周りが固まってきたら袋を開けて、チキンライスの上に卵をのせます。卵の外側は固まっているとはいえ、全体はやわらかいので慎重に。

最後は卵の中央を包丁で切り開いたら、中からとろとろ卵が出てきました〜。予想以上のふわとろ具合にびっくりです。

そして気になる味は? わくわくしながら実食してみました。卵は空気をたっぷり含んだスクランブルエッグのようにふわふわ。半熟部分も残っていて、とろりとした食感がチキンライスに絡まり至福の味です。カフェのランチに一歩近づけた気がしましたよ。

フライパンで卵をふわとろにするのはむずかしそうで、今までチャレンジできずにいましたが、湯せんする方法なら筆者でも簡単に作ることができました。しかも使用するのがポリ袋と、身近な道具で作れるのがうれしい! 春休みの“子どもごはん”にもぴったりです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

参考:「家事ヤロウ!!!」公式Instagram(@kajiyarou)

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