今回はじめてクッキングに挑戦するのは、元気いっぱいの3姉妹。いつでも前向き、気遣いのできる優しい長女みつきちゃん(11)。クールで頭の切れる次女はづきちゃん(9)。自由奔放な愛されキャラ、三女さゆきちゃん(5)3人とも好奇心旺盛で、何でも自分がやりたいお年頃です。3姉妹のママ、ありささんは2023年に大きな挑戦をしました。
ミセス部門TOP5に
日本最大のミスコン「ベストオブミス」に出場。北海道大会のミセス部門でトップ5に選ばれたのです。ミスとしての活動期間は3月で終了。そこで、1年間頑張ったママに子どもたちから手料理のプレゼントです。3人がママのために作るのはハンバーグ。
画像提供:ヴィクトリアステーション
ママが大好きなお店のハンバーグがあるらしく、それを再現したいのだそう。俵型の肉汁ジュワ~なハンバーグ。でも、家で作るのはかなり難しいんです。これを子どもでも簡単に美味しく作れるように…。そんな無理難題に答えてくれたのが、今回のお助けシェフありささん。
お助けシェフありささん
「外食気分になれる10分ごはん」というインスタが大人気。北海道内在住で、3歳の子どものママでもあるんです。お店みたいなハンバーグ、子どもたちでも簡単に美味しく作れるラクうまポイントは4つ。・フライパンの中でタネを作る・包丁を使わずにおいしく・肉で巻いて俵型に・ソースはビーフシチューの固形ルーでまず、お助けシェフありささんが子どもたちにお願いしたのが、「家にある一番大きいフライパンを持ってくる」こと。これが最初のラクうまポイント。ボウルは使わずにフライパンの中でタネを作ります。
フライパンにどんどん材料を入れていくだけ
これなら、フライパンにどんどん材料を入れていくだけなので簡単。3人で協力してタネを作ります。次のラクうまポイント。玉ねぎは切らずに冷凍のみじん切りを使います。冷凍のタマネギを使って肉を冷やすと肉汁を中に閉じ込めやすくなるんですって。次はパン粉を入れるのですが…みつきちゃんが手に取ったのは小麦粉!
パン粉と間違えて小麦粉を
パン粉と間違えて小麦粉を入れてしまいました。「あ!ちょっと待って!」と、パン粉と小麦粉を間違えたことに気づいたお助けシェフが、なんとパソコンから出て助けに来てくれました。
間違えてもなんとかなる!
「小麦粉を一回よけよう。小麦粉はありきにしてパン粉の量を減らそうかな。大丈夫なんとかなる」とお助けシェフ。さぁ、を取り直して、パン粉を投入。さらにコネコネしたら、最後に隠し味で味噌を。いつもママが作るハンバーグにも、隠し味に味噌が使われているんですって。これでママ好みの味に近づきます。お助けシェフのありささんによると、ハンバーグに味噌を入れることで、ソースになるデミグラスソースとも相性が抜群になるんだそう。これでハンバーグのタネは完成です。ハンバーグを俵型に丸める作業も3人で力をあわせて。
3人で力をあわせて
さらにこれをお肉で巻くことで、焼くときに崩れにくくなります。肉汁も中に閉じ込められて、おうちでも美味しいハンバーグができますよ。そして、小麦粉をふると、表面に焦げ目がついて美味しくなるんですって。
お肉で巻くことで崩れにくく肉汁も閉じ込められる
お肉を巻いたハンバーグを巻き終わりを下になるようにフライパンに並べたら、サラダ油を回しかけて火にかけます。赤くなってるところをフライパンに押しつける感じで焼いて、表面に焼き色がついたらオーブンへ。その間にソースを作ります。ソースはビーフシチューの固形ルーを使って簡単に美味しく。お肉の美味しい油がたくさん残ってるので、ハンバーグを焼いたフライパンをそのまま使っていきますよ。水180ccにビーフシチューの素2カケ、さらにケチャップを加えてとろみが出るまで混ぜたら出来上がり。ママにサプライズの一品。サラダで花束を作ります。
サプライズでサラダの花束を
オーブンシートを巻いて花束のような形を作ったら、レタスをちぎって入れていきます。次にキュウリを薄くスライス。「もしやりにくかったら、お箸を1本刺して、端を握りながら、ピーラーでやっていくとやりやすいですよ」とお助けシェフからアドバイス。
お箸を1本刺すとスライスしやすく
キュウリと生ハムをクルクルッと巻いて、ミニトマトも一緒にレタスの間に飾れば、ステキな花束の完成です。
クルクル巻いた生ハムやミニトマトを飾れば完成
人前に立ってポーズをしたり頑張っていたママにお花のブーケをプレゼントしたかったんですって。オーブンから取り出したハンバーグをお皿に並べてソースをかければ完成。
美味しそうに焼けました!
さぁ、いよいよママに食べてもらいます。「美味しそうですね。いただきます。うん、美味しいね。肉がすごい感じがします」とママ。サラダのブーケのリボンはママの好きな赤色に。「めっちゃ美味しい」とサラダにも大満足のようすです。お疲れさまの気持ちをこめて作ったお料理とともに、子どもたちからママへ感謝の気持ちを伝えました。
気持ちのこもった料理と感謝の手紙をプレゼント
ママ、いつもいろいろ頑張ってくれてありがとう。いつも難しい料理を作っていてすごくびっくりしたし、すごいと思うし、尊敬なできるな。ママのことをずっとずっと大好きだよ」(みつきちゃん)「泣いちゃ駄目だよ。ママへ。いつも美味しいご飯ありがとう。料理、結構楽しかったよ。また手伝わせてね」(はづきちゃん)「いつもありがとう。お料理いつもすごくおいしいよ。ママ大好き」(さゆきちゃん)思いのこもった料理と手紙に、ママもとっても喜んでくれたようす。