初夏の味覚ニューサマーオレンジ 2カ月熟成へ 生産者が冷風貯蔵庫に搬入=静岡・東伊豆町

静岡県東伊豆町特産の柑橘、ニューサマーオレンジを熟成させる冷風入庫が始まり、このほど、東伊豆町稲取の稲取冷風貯蔵庫に、地元の生産者が初夏の味覚を持ち込みました。

【動画】初夏の味覚ニューサマーオレンジ 2カ月熟成へ 生産者が冷風貯蔵庫に搬入=静岡・東伊豆町

ニューサマーオレンジは通常、4月下旬から5月中旬に収穫し出荷されますが、冷風入庫は3月から4月上旬にかけてもぎ取ったものを冷風貯蔵庫で熟成させ、収穫の最盛期が過ぎても出荷できるようにすることが狙いです。

約2カ月間、風通しがいい貯蔵庫で温度8度、湿度80%程度に保たれると、酸味と甘みのバランスが良くなるということです。

冷風入庫の作業日の初日となった2024年3月26日には、地元の生産者が丹精込めて作ったニューサマーオレンジを次々と運び込んでいました。

<JAふじ伊豆 安立さくらさん>
「生産者の皆さん、頑張って作っていますので、今年もきれいに、平年並みに仕上がっております」

ニューサマーオレンジの冷風入庫は、4月2日と9日にも行われます。

© 静岡放送株式会社