きょう（日）は、東京都心では午前中に26℃を超えて、3月としては観測史上最も気温が高くなっているが、午後はさらに気温が上昇し、午後1時半過ぎに28.1℃を観測した。関東では25℃を超えている所が多くなっている。季節外れの暑さで体調を崩さないように、調節のしやすい服装や、こまめな水分補給を心がけたい。

関東は夏日地点続出　こまめな水分補給を

　午前中は広い範囲で晴れて、関東ではすでに25℃を超えた所もあるが、東京都心では午後1時40分までに28.1℃まで上がり、3月としては統計開始以来最も気温が高く、7月上旬並みとなっている。関東では、横浜でも26.9℃、群馬県の伊勢崎でも27.9℃を観測し、3月としては記録的な高温となっており、甲府では28.6℃まで上がるなど、25℃以上の夏日になった所が多くなっている。まだ身体が暑さに慣れていないため、調節のしやすい服装を心がけ、外出や運動をする際、車の中などでは、こまめな水分補給も心がけ、体調を崩さないように注意したい。

　きょう（日）は、沖縄に活発な雨雲がかかりやすくなっていて、激しい雨の降る所がある見込み。落雷や竜巻などの突風にも注意が必要となる。西日本や東海でも、午後はにわか雨の所がありそうだ。

4月スタート　関東の暑さはおさまるも天気急変に注意

　4月スタートのあす（月）も関東から西では20℃以上と、日中の気温は高めとなるが、関東では東京で19℃と、暑さはおさまり4月らしい気温になる見込み。この先の暖かさでさくらも一気に咲き進みそうだ。ただ、あすは関東を中心に上空の寒気などの影響で大気の状態が不安定となり、急な強い雨や雷雨の所がある見込み。晴れていても天気の急変に注意が必要だ。

西～東日本　水曜日ごろ雨脚強まる

　火曜日にかけては晴れ間の出る所が多いものの、水曜日以降は西日本や東日本を中心に前線の影響で雨が降りやすくなり、水曜日ごろは雨脚の強まる所がありそうだ。西日本を中心に大雨となるおそれがある。暖かくなり、ひと雨の量も多くなってくるため、土砂災害などに注意が必要となる。

（気象予報士・及川藍）