大逆転劇のニューカッスル「プレミアリーグにとって素晴らしい宣伝となった」エディー・ハウ監督は欧州大会出場へ期待

写真:大逆転劇を演じたエディー・ハウ監督

ニューカッスルが終盤の3ゴールで逆転し、ウェストハムに対して劇的な勝利を収めた。スリリングな試合後、ニューカッスルのエディー・ハウ監督がイギリス『Sky Sports』のインタビューに応じ、コメントを残している。

現地時間3月30日、プレミアリーグ第30節ニューカッスル vs ウェストハムの試合が行われた。試合開始早々、ニューカッスルがPKを得るとアレクサンデル・イサクがこれを沈め先制に成功する。その後ウェストハムが後半立ち上がりまでに3点を奪い逆転。対するニューカッスルはハーヴィー・バーンズの投入後、流れを引き寄せる。77分に再びイサクがPKを決めると83分、90分にバーンズが続けて得点を挙げニューカッスルが逆転。試合はそのまま4-3で終わり、ニューカッスルが勝利を飾った。

終盤の大逆転劇を演じたエディー・ハウ監督は「プレミアリーグにとって素晴らしい宣伝となった。ドラマチックな展開、試合の流れ、勢いの面でリーグにとって本当にいい宣伝となる試合だった」と打ち合いとなった試合の激しさを語った。

来シーズンのヨーロッパコンペティションの出場権をかけてウェストハムとの直接対決を制したニューカッスルは、勝ち点を“43”に伸ばし暫定で8位に位置している。エディー・ハウ監督は「我々はヨーロッパの大会に必死ということを心にとめている。来シーズンに向けて出場権の獲得を達成したいし、それが狙いだ」とシーズン終盤戦を戦う上で目標を語った。

今シーズン多くのケガ人に苦しんでいるニューカッスルは、この試合でも離脱者を増やすことになった。ジャマール・ラッセルズ、ヴァレンティノ・リヴラメントが負傷交代し、途中投入されたエミル・クラフトとミゲル・アルミロンもケガによりピッチから退いている。

しかしエディー・ハウ監督は「この状況はチームにとって本当の試練となっているが、おかげでチームは強くなっている」とヨーロッパ大会の出場権獲得に向けて自信をのぞかせている。次戦ニューカッスルは、現地時間4月2日にエヴァートン戦を控える。

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