シャンソンが大逆転劇でトヨタ自動車を撃破…後半に最大18点差を跳ね返す/WリーグPO

3月31日、高崎アリーナ(群馬県)で『京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024』のクォーターファイナルが行われ、シャンソン化粧品シャンソンVマジック(5位)がトヨタ自動車アンテロープス(4位)と対戦した。

試合はシャンソンの佐藤由璃果の先制点でスタートするが、トヨタ自動車の宮下希保、安間志織、山本麻衣に連続得点を奪われ、追いかける展開に。さらに、シラソハナファトージャにインサイドで活躍を許すと、安間には2本の3ポイントを決められ、13-22で第1クォーターを終えた。

続く第2クォーターでは、イゾジェウチェが10得点、吉田舞衣が8得点と活躍し、シャンソンをけん引。それでも、トヨタ自動車の平下愛佳に立て続けに3本の長距離砲を沈められると、山本にも次々と得点を奪われ、35-47と点差を広げられて試合を折り返した。

迎えた第3クォーター、一時は18点ものビハインドを背負ったシャンソンだったが、クォーター中盤から反撃を開始。小池遥を中心にチーム全体でバランスよく得点を重ね、56-61と5点差で最終クォーターへ突入する。

勝負の第4クォーター、開始早々に白崎みなみの得点で3点差まで詰めるが、宮下に3ポイントを決められ、トヨタ自動車から試合の主導権を奪えない。中盤には山本に3連続得点を許すなど、再び10点差まで押し戻されるが、そこから佐藤と小池が連続で3ポイントを決めると、試合残り2分を切って同点に追いつく。さらに、試合残り59秒には、吉田が強気の姿勢で逆転の3ポイントを沈めると、小池も長距離砲で続き、リードを4点に拡大。最後はトヨタ自動車のファウルゲームを耐え抜き、88-82で大逆転勝利を収めた。

2戦先勝方式のセミファイナルは、4月6日から8日にかけて武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ(東京都)で開催される。

■試合結果
トヨタ自動車アンテロープス 82-88 シャンソン化粧品シャンソンVマジック
トヨタ自動車|22|25|14|21|=82
シャンソン |13|22|21|32|=88

【動画】両キャプテンが3ポイントの応戦! 小池遥に安間志織がやり返す!

© 株式会社シーソーゲーム