Milena Khosroshvili/gettyimages
Aさん（@a15log）の2歳の娘さんはイヤイヤ期。外でイヤイヤが発動すると地面に寝転んでしまうことも。しかしママからやめるように言われた娘さんは、外でも寝転ぶための方法を考えました。驚きの発想力に9.8万件を超えるいいねが集まっています。
こんなことあります？
Aさんが投稿したのは、2歳の娘さんが考えた素晴らしい発想についてです。
外でイヤイヤが発動すると地面に寝転ぶことがあった娘さん。
しかしAさんは日頃から、「地面に寝るのは汚いからしませんよ」と娘さんに伝えていたのだそう。すると、娘さんはリュックにレジャーシートを入れて持ち歩くように。
一体いつ使うのかと思いきや、外出した際にその答えは明らかになりました。
娘さんがレジャーシートを使ったのは”地面に寝そべってイヤイヤしたいとき”。
写真には、綺麗に敷かれたシートの上で裸足になって寝転ぶ娘さんの姿がありました。
「地面が汚い」に対する解決策を自分で導き出した娘さん。続く投稿でAさんは、「あなたは何も間違っていない、正解です」と褒めました。
一方で「ああ子育てって難しい」とも語っており、コメント欄には「イヤイヤ期は大変、我が家もあった」「親の想定を超える可能性の塊」「自分で工夫できて偉い。なかなか手ごわい相手ですね～」といった共感と称賛の声が続々と集まりました。
Aさんにお話をうかがいます。
夕方の公園で
イヤイヤ期の対応お疲れ様です。まさかの発想に思わず笑ってしまいました。どのような流れで写真のような状況になったのでしょうか。
「公園で2時間ほど遊んだ17時過ぎでした。
冬なこともあり寒く暗くなってきたので『帰るよ』と告げたらイヤイヤ発動。
地面に寝転んだので『汚いからお洋服汚れるよ』と伝えたら、レジャーシートを敷いて寝転びました」
ママからの「汚れるよ」という言葉を聞いて、持ち歩いていたレジャーシートを颯爽と取り出したんですね。イヤイヤをしつつも冷静に状況を判断している娘さん、素晴らしいです。
一本取られた
レジャーシートの上でイヤイヤする娘さんを見たとき、どのように思いましたか。
「これは一本取られた、と笑ってしまいました。
『汚いよ』と注意したことに対し解決策を見出したので、私の声かけが悪かったと負けを認めるしかなかったです（笑）」
本当に見事としか言いようのない対応ですね。
イヤイヤの後は
この後、娘さんのイヤイヤにはどのように対応されたのでしょうか。娘さんの反応も気になります。
「3分ほど見守るも動かず、写真を撮り『じゃあ隣に座らせていただきますね。お花見みたいだね。春に桜を見ながらみんなでお弁当食べたよね。ここにかわいい娘ちゃんがいる、食べちゃおう』とずっと話していたら、鬱陶しかったのかベビーカーに乗りました」
ママが一緒に座って話してくれたからこそ、娘さんのイヤイヤの気持ちも丸く収まったのかもしれませんね。
子育ては伸び伸びと
見事な発想力を発揮した娘さんに、今後、どのようなことを望みますか。
「子育ては幸せなことはもちろん大変なこともたくさんありますが、”心・体・知力”ともにバランスよく育ってほしいと思っております。
娘の可能性や芽を摘まないよう、心穏やかに伸び伸びとした育児を続けていきたいです」
ママが心がける”伸び伸びとした育児”の成果をしっかりと発揮してくれた娘さん。イヤイヤには困ってしまうものの、多くの人を惹きつけた「考える力」をこれからもぐんぐん育てていってほしいですね。
取材協力：Aさん（@a15log）
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