育成部門 クラブ移行 ヴィヴァーレ一関 中総体出場も視野に サッカー・フットサル「ACミレグリア」

ACミレグリアの概要や方針が浅利監督(右から2人目)から示された保護者向け説明会

 一関市のフットサルチーム・ヴィヴァーレ一関の育成部門アカデミーは、2024年度からサッカーとフットサルのクラブチーム「ACミレグリア」として新たにスタートする。同市や平泉町を拠点に定期活動し、将来的には中学校総合体育大会や新人戦の出場を目指す。中学1、2年生を対象に選手を募集している。

 近年は少子化の影響で中学校部活動の合同チームが増えるなど、子どもたちが大勢で一緒に競技することが難しい状況にある。県内では地域スポーツ団体の中総体参加を認めるなどの動きが出てきた中で、浅利真監督は「子どもたちの選択肢を広げ、専門性を持って指導するためにクラブチームを立ち上げた」と話す。

 クラブのコンセプトは「FOOTBALL FOR LIFE(フットボールを生涯楽しもう)」。試合の勝敗よりも子どもたちの挑戦や成長を目的とする。

 募集しているのは、クラブ所属で週4回活動する「クラブ生」と、週2回活動して他チームにも所属できる「スクール生」。火曜はフットサル、月、木、土曜はサッカーを行う。

© 岩手日日新聞社