「いつもなら起こるはずがない」0-2で宿敵ドルトムントに完敗…バイエルンのキミッヒがチームに怒り!「こんな姿勢では、どんな相手にも苦戦する」

現地時間3月30日に開催されたブンデスリーガ第27節で、2位のバイエルンは5位のドルトムントとホームで対戦。0-2で完敗した。

この長年のライバルとの一戦に先発したMFヨズア・キミッヒは試合後、「どうしたらあんな態度を見せられるのか、不思議で仕方ない」と怒りを露わにした。バイエルンの公式サイトがコメントを伝えている。

「ドルトムントとの対戦では、試合前日から気合いが入っていないといけない。なのに今日の僕たちは、それを全く見せられなかったし、何事もなかったかのようなプレーぶりだった。そんなこと、いつもなら起こるはずがない」

【動画】ホームでの伝統の一戦で完敗…バイエルンの失点シーン
この敗戦により、残り7試合で首位のレバークーゼンとの勝点差は13に広がり、12連覇は絶望的な状況に。チームメイトたちの態度に怒りを隠せないキミッヒは、優勝争いについても厳しい言葉を続けている。

「(優勝する)チャンスがあるのなら、すべての試合に勝たなければならない。いま、レバークーゼンを見る必要はない。選手として、家に帰って考えるべきだ。こんな姿勢では、どんな相手にも苦戦するだろう」

バイエルンは次戦、11位のハイデンハイムと相まみえる。敵地で白星を掴み、敗戦のショックから立ち直れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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