クラシック・サスペンス名作『狩人の夜』の原作を新たに映画化へ

1955年の名作サスペンス映画『狩人の夜』の原作小説が、新たに映画化される。

監督は『ブラック・フォン』『ドクター・ストレンジ』のスコット・デリクソン。脚本はデリクソンと、前述の2作などで彼と組んできたC・ロバート・カーギルが手がける。キャストは未定。
1955年の映画は、名優チャールズ・ロートンが監督、ロバート・ミッチャム主演。福音伝道師を装って未亡人を狙うシリアルキラーが、大金を隠して死んだ死刑囚の未亡人と結婚し、その幼い兄妹から金のありかを聞き出そうとするというストーリー。
デリクソン監督によれば、映画の原作となったディヴィス・グラッブの1953年刊行の同名小説は、1955年版映画よりもかなりダークで、1950年代には映画化が不可能だったと思われるが、70年経った今なら映画化できるのでとても興奮しているとのこと。製作はユニバーサル・ピクチャーズ他。

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