大谷翔平が去ったエンジェルス、開幕2試合でまさかの24失点!「史上最悪だ」地元記者ら嘆き「投球、打撃、守備のすべてが苦しい」

二刀流スターの古巣が大苦戦中だ。

現地3月30日、ロサンゼルス・エンジェルスは、敵地でボルティモア・オリオールズとの開幕2戦目に臨んだが、またしても投手陣が崩壊。4ー13で敗れた。3ー11で敗れた現地28日の開幕戦と合わせると、早くも計24失点となっており、こうした結果には、ファンだけでなく地元記者からも厳しい声が相次いでいる。

昨年12月には、2018年から6年間にわたって在籍していた大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースへ移籍。14年を最後にポストシーズンから遠ざかっているエンジェルスだが、球団の“顔”を一人失った今季もやはり厳しいスタートを切っており、この日は、6回に一挙9点を奪われるなど、またしても苦しい一戦となった。

これには、地元記者からも嘆きの声が続々。なかでも米メディア『The Athletic』でエンジェルスを担当するサム・ブラム記者は、「またもや全体的にひどい試合だった」と書き始め、「早くも開幕2試合で24失点、7得点と差をつけられている。投球、打撃、守備のすべてが苦しかった」と敗戦の内容を振り返っている。
また、MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者は、「6回に1アウトも取れずに9失点」「先発グリフィン・キャニングが6回途中5失点」などとXにポスト。さらに、地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者は、「開幕2試合で得点と失点の差が-17というのは、エンジェルス史上最悪だ」と呟いていた。

開幕2試合連続で10失点以上を喫しているエンジェルス。ブラム記者によれば、チームでは試合後、ミーティングが開かれたというが、はたして今後の戦いで巻き返しを見せられるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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