「トップ、トップ、トップ」クロップ監督がリバプール10番を激賞!“同期”遠藤航にも手応え「我々は一緒に道を見つけた」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、3月31日に開催されるプレミアリーグ第30節、ブライトン戦を前に取材に対応。古巣対戦となるアレクシス・マカリステルについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。

カタール・ワールドカップの優勝メンバーでもある25歳のアルゼンチン代表MFは、三笘薫らと共にブライトンで印象的な活躍を見せ、昨夏にリバプール入り。10番を背負い、同時期に加入した遠藤航、ドミニク・ソボスライと共に強固な中盤を形成している。

クロップ監督は「アレクシスは、私が期待していた通りの選手だ」と絶賛。いかに不可欠な存在かを熱っぽく訴えた。

「非常に影響力があり、スマートで、素晴らしい男だ。彼はリバプールのためにプレーすることを愛している。それは本当に重要だよ。彼はリズムを作り、違いを生み、試合の一瞬をコントロールできる。トップ、トップ、トップの選手だ。契約した時、私たちはすでにそういう感覚を持っていた。期待以上のものを見せてくれている」

【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
リバプールは5位に終わった昨季を経て、オフに中盤の大幅な入れ替えを敢行した。就任9季目に突入している闘将は、新陳代謝に確かな手応えを感じているようだ。

「シーズン前に何が分かる? 昨年のようなシーズンを戦った後、結構な再編成を行なった。マシンルーム(中盤)は全く新しいもので、どのようなものになるのか見当もつかなかった。遅れて6番(遠藤)が入り、もう1人の6番(ステファン・バイチェティッチ)は序盤で負傷した。アイデアを生み出さなければならなかったなかで、我々は一緒に道を見つけたんだ」

シュツットガルトからステップアップした遠藤に関しては、当初は無名の存在で獲得を疑問視する声も少なくなかった。しかし、ブンデスリーガで鳴らしたハードワークを最高峰のプレミアリーグでも炸裂させ、今ではマカリステルと共に欠かせぬ主力となった。

ドイツ人指揮官のアイデアから、スター街道を突き進んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社