引き抜きが噂されるブライトンのデ・ゼルビ、監督を務める上で重要にしているポイントとは

写真:ビッグクラブから引き抜きを噂されるデ・ゼルビ監督

ビッグクラブからの引き抜きを噂されるブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、自身の去就について口を開いた。イギリス『Daily Mirror』電子版が伝えている。

2022年9月にグレアム・ポッター前監督の後任として就任したデ・ゼルビ氏は、ブライトンをクラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場に導き、ヨーロッパのビッグクラブから注目される監督となった。今シーズンはELでベスト16の成績を収め、プレミアリーグでは暫定9位に位置している。

デ・ゼルビ監督は、ユルゲン・クロップ監督が退任を表明したリヴァプール、今シーズン限りでの退任を明言したトーマス・トゥヘル監督が率いるバイエルンの両クラブから引き抜きを噂されている。

自身の去就について質問されたデ・ゼルビ監督は「まずはブライトンと話がしたい」と語り、クラブの方針を確認してから将来を決めるようだ。

「問題は契約ではない。問題なのは、将来に向けて同じ設計、計画、ビジョンを見つけることだ。私としては契約が残っているので、自分の将来をまだ決めていない。とにかくオーナーのトニー・ブルーム氏や首脳陣と話し合い、彼らの計画を理解したいと思っている」

続けてデ・ゼルビ監督は自身が監督を務める上で、重要にしているポイントを語った。

「将来も私は自分の野心とモチベーションを保ちたい。私は24時間サッカーのために生きており、どのようなプロジェクトなのか、どのような将来を迎えるのか知りたい。もし居心地が悪くなったり、正しいモチベーションを感じれなくなったら、クラブに留まることはできないだろう」

デ・ゼルビ監督とブライトンの契約は2026年6月まで残されており、デ・ゼルビ監督を引き抜くには多額の違約金が必要とされるようだ。

バルセロナのシャビ監督も今シーズン終了後にクラブの退団を明言しており、今夏は監督陣の大異動も予想される。ブライトンのデ・ゼルビ監督の他、スポルティングのルベン・アモリム監督など若手監督の去就にも注目だ。

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